今日の読書日記。宮野ともちか『ゆびさきミルクティー 7』

宮野ともちか『ゆびさきミルクティー 7 (ジェッツコミックス)』
惰性で買い続けていたシリーズ。
コンセプトは(「きまぐれオレンジロード」−「超能力」＋「女装」)*0.8＝「ゆびミル」

こういうコンセプト自体は好きなんだけど、このシリーズ、なにがまずいかというと「構成」と「キャラ設定」。
「センセ、こんな長いシリーズにするつもりなかったっしょ？」といいたくなるような行き当たりばったりの流れで、ある意味リアルなのかもしれんが「お話」として読むと読みにくい。
またキャラ設定もつらい。キャラがうまく分化できていない。みんな同じようなうじうじとした性格。だからストーリーがうまく展開しない。でもこの2つの点でこの作品は人気があるわけだからどうしようもない。文句あるやつは読むな、ということやね。
→こんなヒトにお勧め…不必要に出てくる少女の裸のシーンにハァハァしたいヒト。(絵が雑で私にはとてもハァハァできませんがｗｗｗｗ)