今日の読書日記。久米田康冶 『さよなら絶望先生9』

さよなら絶望先生(9) (講談社コミックス)

さよなら絶望先生(9) (講談社コミックス)

アニメ化に漫画賞受賞。過去17年間無縁だった華やかな世界に引っ張り出された久米田先生。
所謂『死亡フラグ立ちまくり』ということを逆手にとって漫画賞授賞式の二次会で生前葬まで行うとは。

やっぱり稀代のエンターテイナーなんですねw。久米田センセ。

でも巻末に『改蔵のほうが面白かった』と紹介されていますが、“勢い”は確かに改造の方がありました。面白かったといえるかもしれない。でも作品としての“出来”は絶望先生の方が全然いいですよ。

恐らく自分の二番煎じ作品を作るに当たっていろいろテクニックを使われたんでしょうが、いい方向に向いたということだと思います。