とらドラ!の限界とか。

とらドラ10! (電撃文庫)

とらドラ10! (電撃文庫)


※愚痴しか書いてありません。とらドラファンは読まない方がいいかも。














……………いいのか?そんな結果で。ってのが最初の感想。

…やはり角川のラノベだな。ってのが次に出てきた感想。こうでなければならないんだろうな。BADEND望むやつなんていないだろうしね。

もうね、なんつーか、こう、時間を返してって感じが。ってのがそのあと。






この小説、おそらく、モデルというか原型になるような人間が身近にいたんじゃないかな?
で、その人が実際に話した言葉が亜美や大河の台詞になって出てきている。
だからそこはすごいリアル。でもそれ以外の台詞は当然ながら想像で作らなくてはいけない。


キャラクターがどう考え、どんな人生観で生きているのかとことん突き詰めて物語が作られているならばそのリアルな台詞と同等の空想の台詞が作られるわけだが、追いつかない。そんな感じ。


出てくるキャラの行動がどうしてもご都合主義過ぎて感情移入ができないのだ。
リアルにモデルがいるような人物を立ててストーリーを起こすのであれば、もう少し…こう………。


まあキャラ全部に落としどころをつけなきゃいけないなんてそれこそおかしいんだけど、大河と竜児以外のキャラが何考えているのかが全くわからない。ホントもうこれでいいの?って感じ。いやいいんだけど。


いいや。ネタバレしても良さそうな時期になって気持ちが整理できたらもう一度、とらドラについては書こうと思います。